中国河北省の高原の栗畑で育った栗を自然のおいしさを最大限にひき出し”むき甘栗”として世に送り出している企業が岡山にあります。
”むき甘栗”の専業メーカー岡三食品です。
産業観光第4回は、入荷した栗を一粒一粒、厳しく選別・検品し、そのうえ添加物などいっさい使わず、自然の恵みを送りだしている岡三食品の”むき甘栗”生産工場を訪ねてみました。
岡三食品は岡山市街地から岡山ブルーラインを東へ車で30分、西大寺ICを降りたところ、新産業ゾーン企業団地の中にあります。
2006年8月完成した本社と新工場は、前面がガラス張りで、とても明るく清潔な感じがします。
見学者が通されるホールでは、キャラクターの「くーちゃん」と「りっちゃん」が出迎えてくれました。
二人は栗にちなんで、1999年の9月9日生まれ。
自然の山のなかで太陽の光をいっぱい受けて育ち、岡山に来てもっともっとおいしくなったそうです。
「くーちゃん」と「りっちゃん」が言うように、栗畑で収穫された栗は甘さを引き出すために現地の工場でじっくりと焼かれ、ていねいに皮をむかれ、急速冷凍されて岡山にやってきます。
ここからが岡三食品の工場です。
入荷した栗は、ひとつのラインにそって3つの部屋を通り、最後に箱詰めされて出荷されていきますが、その様子はホール2階の見学通路から手に取るように見ることができます。
原料選別室では、解凍されたむき栗を洗浄しながら、欠けたものはないかどうかなど一粒一粒、厳しく選んでいきます。
包装室ではコンピュータで重さを量ると機械が自動包装してくれます。
これをX線異物検査機に通し異物はないか、ウエイトチェッカーで重量が不足していないかなどの検査をし、さらに目視検品と二度三度の念入りなチェックがおこなわれます。
最後はレトルト加工室です。
大きな円筒形の加圧・加熱殺菌装置が2基あって、袋詰めされたまま殺菌窯に入れ加圧・加熱することで殺菌と同時に栗の自然のおいしさを封じこめてしまうのだそうです。
あとは最後の検品をし、箱詰めにして出荷されていきます。
見学して驚いたのは、栗の選別や検品の厳しさでした。
こうした品質を大切にする姿勢は別に設けた品質検査室でも徹底されていて、ここでは専門の担当者が常に細菌などがいないかどうかや加圧・加熱殺菌が適切におこなわれているかを調べています。
出荷される商品は”むき甘栗”など10品目以上になり、いずれも添加物や保存料など一切加えない自然な甘さ、心のこもったおいしさです。
見学は栗の栽培の様子などを写したビデオ鑑賞を含めおよそ1時間。
帰りには出来たての甘栗一袋がプレゼントされます。
出発(岡山・倉敷市内9:30〜9:00) ⇒ 岡三食品(午前中) ⇒ 移動・食事 ⇒ 夢二生家・少年山荘(午後)
帰着(岡山・倉敷市内16:00〜16:30)
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