岡山市の奥まったところに小さな牧場があります。
牧場でつくる新鮮でおいしいアイスクリームがよく知られていますが、この牧場、安富牧場は子どもたちに搾乳などを体験させる教育ファームとして岡山県内でも数少ない牧場です。
今回の産業観光は安富牧場を訪ね、子どもたちに人気のある乳搾りなど体験観光を紹介します。
安富牧場は岡山市下足守の山裾の小高いところにあります。
裏手がすぐ山になっていて小さな牧場なのですが、ホルスタインの成牛が40頭、育成牛が20頭います。
早速牛たちを見せていただきました。
牛舎はフリーバーンという屋根つきの広い牛舎で、たくさんの牛たちが自由気ままに横になったり、飼料を食んだりしています。
体験観光でやってきた子どもたちは、まず、牛の体のしくみや牛の一生などについて説明を受けたあと牛舎に入っていきます。
最初に子どもたちが感じるのは、ホルスタインの成牛の大きいこと、そしておとなしいことだそうです。
フリーバーン牛舎に隣接したところに、パーラーと呼ばれる搾乳場があります。
体験観光のメインパフォーマンスになるのがこの搾乳体験です。
子どもたちはパーラーの一段と低いところに入って手などよく消毒したあと、パーラーに横付けにされた成牛の乳房をにぎって紙コップに乳を絞っていきます。
乳房の上から下へと握力をかけていく絞り方に慣れてくると子どもたちは、最初は乳房を「気持ち悪い」などと言っていたのが、「柔らかい」などに変わっていくと言います。
乳房の温かさや柔らかさを肌で知るというとてもいい体験になります。
別の牛舎には子どもを出産する前の牛やまだまだ可愛い子牛などが、それぞれ仕切られて育てられています。
ちいさな子どもたちは子牛に餌をやるのがとても好きです。
餌は、輸入の干し草。手にもって与えるとおいしそうに食べ、食べ終わると子牛はまだ欲しいとねだってきます。
そんなとき子どもたちは動物とのふれあいを体験。情緒面でよき効果があるそうです。
安富牧場では毎日の体験観光のほかに、年4回ファーム祭を行なっています。
ファーム祭では、牧場で育った野菜や酪農加工品の販売をはじめ焼肉パーティなどが行われます。
牧場の人気者のサラブレッドとポニーも登場して乗馬を楽しむこともできるということです。
この夏のファーム祭は7月26日(土)と27日(日)です。
最後に、安富牧場のアイスクリームとジェラートアイスを忘れるわけにはいきません。
酪農家がつくりたかったという自慢のアイスクリームで、体験観光の終いには全員がアイスを食べて、牛乳の本当のおいしさをあらためて体験するということです。
出発(岡山・倉敷市内9:00〜9:30)⇒安富牧場(午前中)
⇒移動・昼食⇒岡山県立吉備路郷土館(午後)
⇒帰着(岡山・倉敷市内16:00〜16:30)
地図を読み込んでいます...。